2026/05/20 00:00 - 2035/12/31 23:59

Sonicision™7とSignia™細径カーブドアンビルを用いた3ポート後腹膜鏡下左ドナー腎採取術ー低ミストによる視野の維持と被膜損傷の防止、静脈長確保の工夫ー

概要

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<術者コメント>

ドナー腎採取における重要な点として被膜下血腫を作らないことと静脈長を十分に確保することがあげられる。本症例では3ポートで後腹膜腔鏡下左ドナー腎採取を行った。3ポートでの手術は創が少ないだけでなく、助手による無意識な圧迫を避けることで被膜下血腫の発生を防げる点にも利点がある。Sonicision 7は比較的ミストの発生が少ない傾向があると考えており、、狭い後腹膜腔や脂肪が厚い症例でもクリアな視野を維持できる。今回のように腎周囲が硬い脂肪で覆われた症例でも、左手の鉗子で切離時のみ腎を軽く保持し、直後に離す操作を繰り返すことで被膜への持続的圧迫を回避した。そのうえで、Sonicision7のアクティブブレードを軽く押し当てるように操作することで、迅速かつ効率的な切離が可能となり、良好な止血と安定した視野の両立にも寄与する可能性がある。さらにコードレス構造により、手元が干渉しやすい後腹膜鏡手術でも操作性が損なわれない点も大きな利点である。Signia™スモールダイアメターリロードを用いた血管処理では、細径アンビルとカーブドチップの特性により、視野の維持を図りながら、安全性を意識して静脈を処理し、長い静脈長を確保できる。一方で、細径カーブドアンビルは開大幅が制限されるため、静脈をテーピングで吊り上げながら挿入する操作が安全であり、静脈長の確保にも有効である。本例では腎動脈背側に静脈が密接して並走しており、通常の背側脱転後の頭側アプローチでは静脈が干渉したため、腎を腹側に起こして離断した。

術者
野口 浩司 先生
九州大学病院 腎疾患治療部
収録時間: 2:27:15

開催日程

  • 2026/05/20 00:00 - 2035/12/31 23:59

申し込み期間

  • 2026/05/20 08:44 - 2035/12/31 23:59

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